【決定版】ビルトインコンロの選び方は?ビルトインコンロ選びのおすすめポイント7選

ビルトインコンロの耐用年数は10年程度としているメーカーが多いです。長年使ってきたビルトインコンロが壊れてしまった際に、10年使うことを考えて選ばなければ後悔してしまいます。

ただ、ビルトインコンロといっても複数メーカーが複数種類出していて、どこを基準に選べば自分に最適なビルトインコンロを選べるかわからないと思います。

そこでガス会社に10年勤務している筆者がおすすめするビルトインコンロの選び方について、お話していきます。

ビルトインコンロとは

まず初めにビルトインコンロとは何なのかについてお話していきます。

ガスコンロには、大きく分けてビルトインコンロとガステーブルと呼ばれる種類があります。

ビルトインコンロ…システムキッチンに埋め込まれているシステムキッチン一体型

https://rinnai.jp/delicia/

ガステーブル…ガス栓にホースで接続して使用する据え置き型のコンロ

https://www.paloma.co.jp/cgi-bin/productDetail.cgi?rno=1

本ブログではシステムキッチンに埋め込まれているシステムキッチン一体型のビルトインコンロについて解説をしていきます。

ビルトインコンロの選び方の基準について

10年程度使ったビルトインコンロが故障したからと、調べ始めても自分にあったものはどれなのかわからない!という方が多いです。

そんな選び方がわからないという方のために、選ぶ基準を明確にしていきます。

いろいろな種類のあるビルトインコンロを選ぶ際の基準は7つあります。

  1. 天板の素材
  2. コンロの口数
  3. 機能の種類
  4. 操作性やデザイン
  5. ガスの種類
  6. グリルの種類
  7. 価格

天板の素材を選ぶ

天板はビルトインコンロの顔とも言われるほど重要なパーツになります。実際にキッチンに置いたときに存在感を感じる部分になりますので、後悔なく選びたいですね。

ビルトインコンロの天板(トッププレート)の素材には、それぞれ特徴があります。

お手入れのしやすさやデザイン性を考慮してお選びください。

素材特徴
ガラストップ耐熱性・耐久性が高く、傷や汚れが付きにくい。拭き掃除が簡単。
ホーロー比較的安価で耐久性があるが、強い衝撃で剥がれることがある。
ステンレス業務用のようなデザインで耐久性抜群。ただし水アカや指紋が目立ちやすい。

ガラストップもしくはホーローの製品が一般的になります。

ステンレス製品は種類が限られるため、ステンレス製が良い方はこの時点でかなり選択肢が絞れてきますね。

コンロの口数(バーナーの数)を決める

一般的な家庭では 3口コンロ が主流ですが、キッチンの広さや使い方によって選ぶと良いでしょう。

2口コンロをあえて選ぶ際のメリットはコンロとコンロの感覚が広く作られており、鍋同士がぶつかりにくいという点があります。

口数特徴
2口コンパクトなキッチン向け。小世帯やワンルームにおすすめ。
3口ほとんどの家庭に最適。一度に複数の料理が可能。
4口大人数の料理をよくする方や、料理好きの方に最適。

機能を確認する

ガスという危険物を使用する機械である以上、安全であることは欠かせない項目であります。

最新のビルトインコンロには、安全機能が充実しています。安心してお使いいただくために、以下の安全機能がすべての機種に搭載されています。

  • 立ち消え安全装置(万が一火が消えた場合に自動でガスを遮断)
  • 調理油加熱防止装置(鍋の過熱を防ぎ、自動で火力を調整もしくは消火)
  • 消し忘れ消火機能(一定時間経過すると自動で消火)
  • 焦げつき消火機能(鍋底が焦げると自動消火)

より安全に使いたい方は

  • 鍋なし検知機能(鍋が置かれていないと点火しない・鍋を浮かせると弱火になる)
  • 感震停止機能(震度4程度の揺れを検知した際に自動で消火)

といった安全性に優れたビルトインコンロだと安心して使用できます。

安全性とは別に、利便性が向上するいろいろな機能もあります。

  • レンジフード連動機能(コンロを点火した際に、レンジフードも自動で動く)
  • グリルタイマー(グリルを設定した時間で消火)
  • オートグリル(対応した料理を自動調理)
  • アプリ対応(アプリからレシピを送信して自動調理)
  • グリル脱臭機能(グリル排気口からの煙やニオイをカット)
  • 音声ガイダンス

まだ他にも機能がありますが、この機能は欠かせない!やあると便利かも。といったご自身にとって必要な機能を考えて後悔のない買い物にしましょう。

また、アプリ対応やオートグリルといった機能が搭載された機種は価格が高くなる傾向にあります。自分が必要な機能は何なのかをしっかりと検討したいです。

グリルの種類を選ぶ

ビルトインコンロのグリルには 水ありグリル と 水なしグリル があります。最近は便利な水なし両面焼きグリル が主流です。

種類特徴
水あり片面焼き焼き魚などをひっくり返す必要あり。コストを抑えたい方におすすめ。
水なし片面焼きひっくり返す必要ありだが、水入れ不要で手間が少ない。
水なし両面焼き両面を同時に焼けて時短になる。手軽に使いたい方に最適。

最近は、ノンフライ調理やパン・ピザを焼ける機能付きのグリルも登場しています。

グリルは機種によって大きく機能が異なりますので、しっかりと検討したいポイントです。

メーカー:リンナイはザ・ココットというオーブンに近い使い方ができる人気の機能があります。

DELICIA(デリシア):ザ・ココット - リンナイ
リンナイ株式会社のビルトインコンロDELICIA:デリシアの安全性の高いSiセンサーやデザインなど特長についてご案内しています。

操作性やデザインをチェック

日常的に使うビルトインコンロだからこそ、デザインや操作性にはこだわりたいですよね。

しっかりとホームページなどを確認してイメージ通りのキッチンを目指しましょう。

  • 天板のカラーやデザイン(キッチンの雰囲気に合わせる)
  • 点火ボタンの位置や使いやすさ(手が届きやすいか)
  • オートメニュー機能(ボタン1つで自動調理)

ガスの種類を確認する

自宅のガスには種類があります。一般的には「都市ガス(12A・13A)」 か 「プロパンガス(LPガス)」の2種類になります。

「都市ガス(12A・13A)」 か 「プロパンガス(LPガス)」 かを必ず確認してください。ガスの種類が合わないと使用できません。

ただ、どちらの種類もメーカーが、対応している機種を製造していますので、購入時に最終確認をする内容になります。

価格と予算を考える

ビルトインコンロは価格帯に応じて機能性が大きく異なります。自分にとって必要な機能がついたビルトインコンロはどの価格帯なのかを確認したうえで、予算と都合をつけながら購入を決めていきましょう。

ビルトインコンロの価格は 5万円~20万円 ほどの幅があります。

  • 5万~10万円:基本機能が揃ったシンプルモデル
  • 10万~15万円:安全機能・お手入れ性が向上したモデル
  • 15万~20万円以上:デザイン性が高く、オート調理機能や高性能グリル搭載モデル

まとめ:自分にあったビルトインコンロを選ぶポイント

自分にあったビルトインコンロの選び方は下記の7つのポイントを抑えて、購入検討を行えば失敗した!という後悔はない買い物になります。

✔ 天板の素材(お手入れのしやすさ)

✔ 口数(家族構成や料理の頻度に合わせる)

✔ 安全機能(消し忘れ・立ち消え防止など)

✔ グリルの種類(料理の幅を広げる)

✔ 操作性やデザイン(使いやすさも大切)

✔ ガスの種類(都市ガスかプロパンガスか)

✔ 価格・予算(機能とのバランスを考慮)

購入を検討するうえで筆者が一番気にするポイントは、アプリ対応やオートグリルなどの自動調理機能を使うかどうかです。

個人的には自動調理機能はとてもおすすめの機能です。料理内容を決めれば火加減を自動調節してくれて、その間に他の家事をしたりと重宝する機能です。

ただ、自動調理機能が搭載されているモデルは高価格帯のものが多く、必要がないのに購入してしまうと後悔をしてしまう原因になるため、しっかりと考えたいポイントです。

ぜひ、ビルトインコンロを購入する際は本記事の内容に沿って、自分にあったビルトインコンロをさがしてみてください!

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